『 Denzal Sinclaire 』 | Denzal Sinclaire | 0:41:37 |
0:41:37 | Usen C50 2005年07月11日3枚目 『 Denzal Sinclaire 』 |
1 Day In Day Out(03分22秒) | |
2 Exactly Like You(02分59秒) | |
3 Tofu & Greens(02分26秒) | |
4 Where Or When(03分59秒) | |
5 You And The Night And The Music(04分25秒) | |
6 You Treat Me So Good(02分44秒) | |
7 The Art Of Living(03分50秒) | |
8 I Got Rhythm ( Refrain )(03分37秒) | |
9 Never Let Me Go(04分29秒) | |
10 This Is My Lucky Day(02分47秒) | |
11 ( You Don't Know ) How Glad I Am(03分31秒) | |
12 If I Should Lose You(03分28秒) |
: | ジャズ |
フォーマット: | CD |
組み枚数: | 1 |
発売日: | 2005年05月24日 |
カタログNo: | 0385782 |
レーベル: | Emarcy |
発売国: | Europe |
<デンザル・シンクレア・ミニ・バイオ>
デンザル・シンクレアのこれまでのジャズ・ヴォーカリストとしての活躍ぶりは、たいへん興味深い。Emarcyからの待望のデビューアルバム「アイ・ファウンド・ラヴ」は、どの作品をとってみても明らかに洗練されている。その豊かに織り成される歌声とエレガントな歌いぶりは、多くの聴衆や音楽評論家から絶大な評価を得てきた。
斬新なアルバム「アイ・ファウンド・ラヴ」は、デンザル・シンクレアが、長年共同制作をしてきたビル・クーンと共に作曲した1曲を含む3つのオリジナル曲をフィーチャーしている。その曲目構成は、ジャズ・スタンダードと、ロバータ・フラック、バート・バカラックやビートルズのようなポップ・クラッシックとが融合したものとなっている。そして、どの作品にもシンクレア独特の曲調がすばらしい形で顕著に表れている。
「彼の滑らかでドライなテノールは、長音においてなおその輝きが増す。彼は、歌をそれはやさしく扱う。卓越したタイミングとイノテーションを試しながらまるで歌詞に新たな強調をもたらすようにメロディを長びかせるのである。」
マーク・ミラー: The Globe And Mail
かつては、トロント生まれのヴォーカリスト・ピアニストで作曲家、デンシル・ピノックとして知られていたが、今では国際的な音楽の舞台でも知られるようになった。ここ十年のあいだで、デンザル・シンクレアはカナダの最も有名な男性ジャズ・ヴォーカリストとしての名声を得たのである。
彼はこれまで、シンフォニーオーケストラとの共演により、北アメリカやヨーロッパで行われた数々の有名な国際的ジャズ・フェスティバルのステージを飾ってきた。そして、カナダの音楽チャンネルBRAVO!では、1時間の自らの特集に出演した。また、シンクレアは著名なカウント・ベイシー・オーケストラのフィーチャー・ヴォーカリストとしても活躍しており、最近ではあの偉大なナット・キング・コールにトリビュートしたミュージカルの共同制作もしている。
デンザル・シンクレアは、「人々に耳を傾けさせる力のあるまれなすばらしいシンガーのひとりである。シンクレアは、注意深くコントロールされたビブラートを慎重に扱うことによって、その歌を明瞭で、かつ美しく歯切れのよいものにしている。彼は歌うとき、スキャットするのでも、ヴォーカライズするのでもなく、その作品の歌詞の重みを知るものとして、ただ"歌う"のである。それは、ただ単にコール、サラ・ヴォー・ファンやエラ・フィッツジェラルド、またカーメン・マックレエやフランク・シナトラを聞いたものからくるのではない。彼は、マイルズ・デイヴィスの吹く歌を聞いてきたのである。
ジム・リトル:Hour magazine
デンザル・シンクレアは、カナダのバンクーバーBC州を拠点とする。モントリオール・マクギル大学を卒業。大学においてはジャズ演奏の音楽学位を取得。最初のアルバムである「I
Waited For You」では、テナー・サックス演奏家のジミー・ヒース、ピアニストであるリチャード・ワイアンズ、またベース奏者であるニール・スウェインソンのような偉大なミュージシャンをフィーチャーしている。また、シンクレアの2枚目のアルバム「Mona
Lisa」は、ギタリストでもあり編曲家でもあるビル・クーンとのデュエットも実現させている。